当院の腹部エコー検査


当院での 腹部エコー(超音波検査)は、消化器病専門医および肝臓専門医である女性院長が行っております。

専門知識を持つ医師が直接、腹部エコー(超音波検査)を行うため、より精度の高い診断が可能です。

腹部エコー(超音波検査)は痛みや苦しさはなく安全な検査ですので、初めての方もご安心して受けていただけます。


腹部エコー検査とは

腹部エコー(超音波検査)は、超音波を体内に照射し、内臓や血管の状態を画像として映し出して、体内の臓器や組織の状態を調べる検査です。 

肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、血管など様々な臓器や組織を観察して、大きさ、動きなども診断できます。

放射線を使わず痛みもないため、安心して受けられる安全な検査であり、臓器の状態を確認できるため、早期発見・診断に優れています。

具体的には以下の内容が確認できます。

肝臓や胆のう

肝臓の腫瘍や肝硬変、脂肪肝、胆石など。

膵臓

膵炎または腫瘍など。

腎臓

腎結石や腫瘍など。

脾臓

脾臓の腫れや腫瘍など。

腹部の大動脈

動脈瘤や動脈の硬化状態。

これにより、内臓や血管に関する病気の早期発見が可能となります。

こんな症状の方へおすすめの検査です

以下のような症状がある方は、腹部エコー(超音波検査)を受けることをおすすめします。

  • 腹部に違和感や痛みがある
  • 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)がある
  • 食欲不振や体重減少が続いている
  • 健康診断で肝臓機能異常が指摘された

これらの症状がある方は、腹部エコー(超音波検査)で内臓の状態を確認し、必要な治療につなげていきましょう。


腹部エコー検査の特徴

当院では、患者様に定期的に腹部エコー(超音波検査)を受けていただくことをおすすめしています。

腹部エコー(超音波検査)以下の4つの特徴から、安心して受けていただける検査であることをお伝えします。

特徴1 寝ているだけ!体への負担がない
腹部エコー(超音波検査)の最大の特徴は、体への負担が少ないことです。 放射線を使わないため、妊娠中の方でも安心して受けることができます。 被爆の心配がないので、安心して何回でも受けられます。
特徴2 痛みや不快感がない
痛みや不快感がほとんどないため、ストレスを感じない状態で行えます。 検査前の特別な処置も必要ありません。
特徴3 身体の内部を可視化できる
肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、消化管、膀胱、血管など、幅広い部位を検査することができます。
特徴4 瞬時に体内の状態がわかる
リアルタイムに体内の状態を把握することができます 検査中に確認できるため、その場で医師からの説明を受けることが可能です。

腹部エコーでわかる病気

腹部エコー(超音波検査)で発見できる病気には、以下のようなものがあります。

これらの疾患の病変の大きさや形などの状態も把握できます。

また、早期に発見できることで、治療の選択肢が広がり、予後の改善に繋がります。

肝臓の病気

脂肪肝、肝硬変、肝腫瘍、肝がんなど。


胆のうの病気

胆石、胆のう炎、胆管の腫瘍など。


膵臓の病気

 膵炎、膵がんなど。


腎臓の病気

腎結石、腎腫瘍など。


大動脈瘤

腹部の大動脈が膨張し、破裂の危険がある状態。

腹部エコー検査の流れ

① 検査前の準備
当日の検査前の食事は絶食です。 検査時はベッドに仰向けに寝ていただきます。 腹部の衣服を胸のあたりまで上げていただき、スカートやズボンは腰骨のあたりまで下げていただきます。 準備が出来ましたら、検査部位に専用のゼリーを塗ります。
② 超音波の検査開始
超音波を発する機器をお腹に当てて、体内の臓器や血管の状態を観察します。 検査中は観察する部位によって「大きく息を吸って」と指示があります。 その時はできるだけ大きく鼻から吸って、口から吐く呼吸してみてください。
③ 検査にかかる時間
検査自体は約5分程度で終了します。 検査のため塗ったゼリーは検査終了後をふき取りますのでご安心ください。
④ 結果説明
検査中または検査が終わった後、結果をその場で医師から説明いたします。 わからないことや質問がありましたら、気軽にお話しください。

腹部エコー(超音波検査)を受ける際の注意点

腹部エコー(超音波検査)を受ける際には、以下の点にご注意ください。

  • 食事:当日朝からの絶食が必要です。水やお茶は少量にしてください。
  • お薬血糖の薬以外は、通常通り服用してください。
  • 服装お腹に機器をあてるため、腹部を出しやすい服装でお越しください。
  • その他検査前はできるだけトイレに行かないようにしてください。我慢できない際はご相談ください。


腹部エコー検査の費用

腹部エコー(超音波検査)は、健康保険が適用されます。

費用は検査内容や診断内容により異なります。

自己負担3割の場合2,000円程度

詳細については、検査前に説明いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。